千葉県北西部に住んでいると横浜界隈は一応日帰り圏内ではあります。しかし今回は横浜市内に一泊して横浜観光をするプランを実施してみました。
「朝一番にズーラシアに行ってゆっくり過ごすため」というのが公式の見解ですが、ラーメン博物館近くのホテルにお安いプランを出すホテルがあったからという事情もあり、「久々に横浜1泊も面白いだろう」と考えたためもであります。新横浜ですけど。
そんな横浜な日々のスタートは「まずは横浜中華街」のつもりだったのですが、つばさ公園から羽田を眺めて横浜に向かう途中「扇町」と書かれた案内表示が目に入り、長い間路線図でしか知らなかった鶴見線の世界に足を踏み入れてしまいました。
私は旅行は好きですが鉄道マニアという訳ではないので特に縁故のない鶴見線には持たこともなかったのですが、まさか車で鶴見線の終着駅巡りをすることになるなんてコストコ前を通っていた数十分前には考えてもおらず、我ながらなかなかの無計画ぶりだと思います。
しかしながらこの鶴見線終着駅巡りはかなり興味深いものでした。工場地帯とは言え地味に漂う生活感と寂寞感、これは工場休業日にここに来なければ味わえないものでした。この謎の空気感、鉄道マニアの方には有名なのでしょうね、きっと。
