【千葉から下道ビジホ旅8】館山市「渚の駅たてやま」「赤山地下壕跡」

千葉県はそれなりに大きな県でその南北長は134km、館山道が延伸されるまでは「名古屋に行くより時間がかかる」と言われていました。私の住む千葉県北西部から館山までは下道で約130km/所要時間は約4時間、これは群馬県高崎市より15km/30分程遠く もう少し距離がある福島県白河市いわき市に行くのとほぼ同じ所要時間です。

 

更に館山や南房総、ちょっと乱暴に言ってしまえば千葉県の南半分は「その先は海の行き止まり」なのでどこかに行く途中通過することもなく、「行こう」と決断しない限りなかなか足が向かない土地でもあります。実際私はここ10年以上館山市界隈に行っていませんでした。

 

今回そんな館山、そして南房総に行ってみたのは、例によってお安いプランとクーポンを見つけたからです。もう10年以上行っていないこのエリアがどう変わったのか見てみたい、という気持ちもありました。

 

館山には道の駅ならぬ「渚の駅」なる施設があり、桟橋のある施設には博物館も併設されています。一般的な道の駅より見応えは何倍もあり、なるほど、ただ「道の駅」と名乗るにはもったいない施設かもしれません。

 

また館山市にはいくつかの戦争遺跡があるようで、今回はそのうち一番見応えがありそうな「赤山地下壕」を見学しました。ただ見学ルートのモルタルが剥がれ落ちたため今は入壕できず、令和6年4月の時点でもその状況は変わりません。地味ながらなかなか貴重なスポットなので早く見学が再開されればと思います。