【千葉から下道ビジホ旅16】宇都宮東武ホテルグランデ、ラーメンジラフ、餃子みんみん本店、大谷資料館、栃木県子ども総合科学館

栃木県は「千葉から下道ビジホ旅」の格好のターゲットです。

その昔あの激安温泉チェーンおおるりグループが多店舗を展開していた頃は「おおるり全制覇!」と頻繁に通いましたし、私好みの地味な社会科見学スポットも少なくなく、下道で2-3時間という絶妙の距離感もあって、多分年に数回出かけています。

 

この日は宇都宮市内の東武ホテルグランデに破格のプランがあったので、珍しく市内中心部に泊まってみました。

往路まず向かったの真岡のラーメンジラフ。二郎系のデロデロ柔麺は苦手ですが硬麺mならどんどん行けてしまう身にとってここは1度来てみたかったお店です。平日の開店直前ならそんなに混まないだろうと考えていていたのですが、予想以上の行列に驚きました。

 

宇都宮東武ホテルグランデはビジホと言うよりはシティホテルに近い宿で本来なら私等が近寄ることはありえないのですが、なぜかツインが6200円の上楽天の3000円クーポンがあったのでこれを逃す手はないと宿泊。栃木県には何十泊もしているのですが宇都宮中心部に泊まるのはこれ初めてだったので、夜は繁華街にある有名な餃子店みんみんの本店に行ってみました。

 

翌日は何度目かの大谷石資料館。ここは私好みの社会科見学できる産業遺産の上漂う雰囲気が大変に濃いので、2年に1回くらいのペースで来てしまいます。宇都宮市としても貴重な観光資源なので大切にしているようで、最近では近くに新しい道の駅もできていました。

 

今回は栃木とは言ってもほぼ宇都宮で過ごす1泊2日をご覧ください。

 

【千葉から下道ビジホ旅15】熊谷・ホテルガーデンパレス、渋沢栄一記念館、加賀家食堂、埼玉県こども動物自然公園

群馬県館林を堪能した後は西に30km程走り、埼玉県深谷市の血洗島にある渋沢栄一記念館に向かいます。

群馬県の町から30kmも西に行ったのにそこが埼玉県であることに若干の違和感がありますが、これは「つる舞う形の群馬県(上毛かるた)」の首(東端)に館林があるからで、前回訪問した三県境に至っては鶴の嘴といって良い場所。

 

群馬県がまだ「熊谷県」であった頃この鶴の首エリアは栃木県だったのですが、明治9年の大合併で「第2次群馬県が成立したときに甘楽郡群馬県に組み入れられ現在の群馬県が出来上がり「つる舞う形」の首が出来上がるわけですが、それ以前の熊谷県が現在埼玉県である熊谷市川越市を含む一回り大きな県だったのは結構知られていません。

埼玉県深谷市血洗島は大河ドラマや新一万円札で何かと話題だった渋沢栄一の出身地であり、現地には渋沢栄一記念館など所縁のスポットがいくつかあります。この日の午後はこれらのスポットを回ってみました。

 

 

この日の宿は熊谷市ホテルガーデンパレス

ここは結婚式場を併設する35年の歴史を持つホテルで、無料の平面駐車場や日本庭園のある中庭などがある割にはお手頃価格だったのですが2024年3月に閉館。宿泊記録の動画はなかなか貴重かもしれません。

 

翌日は埼玉県こども動物自然公園にコアラを見に行きました。

首都圏に1泊して翌日を動物園で過ごすというパターンは、かつて横浜に一泊してズーラシアに行ったときと全く同じ。埼玉県こども動物自然公園ズーラシアに負けない程広い施設なので、途中力尽きないように2日目を当てたという経緯もあります。

 

千葉県北西部から動物園までは下道で片道2時間半から3時間。ズーラシアよりは若干近いのですがそれでもこれは大移動。お安いビジホを組み合わせて1泊2日の「千葉から下道ビジホ旅」を組み立てるのも悪くはないロケーションでした。

 

【千葉から下道ビジホ旅14】三県境経由で群馬県館林市へ

三県境はその名の通り3つの都道府県が一箇所に集まる地点のことで、そんなに珍しいというものでもなく日本国内には40箇所あります。しかしその多くが山の頂上や河川の中央となっていて、平地に三県境があるのは日本でただ一箇所。今回はその日本唯一の平地の三県境、栃木県栃木市群馬県邑楽郡板倉町・埼玉県加須市の三県境に来てみました。

 

 

どうして平地に三県境ができてしまったのかと言うと、もともと渡良瀬川を県境としていたものが明治から大正にかけて渡良瀬川遊水地が整備され、そのため県境のあったポイントが沼地、そして水田になってしまったため、なのだそうです。

 

そして今回の「千葉から下道ビジホ旅」のメインの目的地は群馬県西南部から埼玉県北西部。初日の今日は三県境から群馬県館林界隈、製粉博物館、田山花袋記念館、向井千秋子ども科学館、そして超大盛りで有名なうどん・蕎麦の店一升やなどををうろうろします。